ほっぷ・すてっぷ・きゃんぷ

以前からちょっと気になっていたジムニーの凸凹走行中のハンドルのブレ対策をしてもらいに近くのジムニー専門店に行ってきました。
原因としてはいろいろあるようですが、年式や走行距離に関わらず起こるんだとか・・・
頻繁に起こるようならキングピンベアリング交換とか他の対策をしなければいけないのですが、現在はその状況は再現されないし、タイヤのグラつきもないし、タイヤバランスについても問題ないということで、今回は工藤自動車で販売しているジャダーストップフルキットを取り付けて様子を見ることにしました。
といっても全部のパーツを取り付けるのではなく、ナックルリング&ナックルシールとナットの交換です。
これだけでもブレがなくなるようで、キングピンシムを取り付けるとキングピンベアリングを破損する恐れがあるので今回はここまでにしておいて様子を見ようということでした。
自分で交換しても良かったのですが、工具がないためお店にお任せです。


ジャダーストップナットは純正よりも径が大きいので安定感を得られると思いましたね。
ナットの内側に樹脂製のモノが入っているので緩みにくいような構造になっているんでしょう。
リングは純正のモノと比べるとリングの内側に透明の樹脂製リングが付いているだけなんだけど、これがナックル部分との隙間がなくなることでブレがなくなるとのことでした。
ジャッキアップしてフロントタイヤを外して作業開始です。

ナックルリングは片方8ヶ所留めているボルトを外して取り替えます。
左右なので外すボルトの数は16個です。
今回はナックルシールも交換しました。



ステアリングロッド、リレーロッドの4ヶ所の純正ナットをジャダーストップナットに交換します。
作業時間にして30分程度・・・



パーツ交換を終えた後、店長はテスト走行に出かけましたが特に問題ないとのことで、使わなかったパーツは持ち帰り、再発するようなら使ってみようかとのことでした。

今回のパーツを交換することによってハンドルが少し重たくなりましたが、元々が軽い感じだったので適度に重くなったという表現の方がいいかも・・・
安定感が増したというか、今まで軽四のハンドリングだったのが普通車のような感じです。
このパーツを純正パーツとして採用してほしいなと思うのは(・_・)だけではなくジムニーユーザーで同じような経験をした人は誰もが思ってるのではないでしょうか。

突然起こるハンドルのブレが起こってからでもよし、起こる前に予防策として交換するもよし・・・
パーツ代が高い感じを受けましたが、効果は確実にあるので、今回は交換しといて良かったと思いました。
これで当分の間は安心して運転できます。＾＾