ほっぷ・すてっぷ・きゃんぷ

2月12～13日、廿日市市の岩倉ファームパークキャンプ場に行った時のレポートを掲載します。


昨年のラスト泊キャンプからちょうど2ヶ月、飛び石連休の合間の出勤日にうちの部署は半分ほど年休取得で何だか先を越された気分になって、午後から年休を取りました。(*´∀｀*)
前日にパンダライトとミニタープHXの連結のテストをしていたし、その晩に注文しておいたモンベルのルーフプロテクターが届いたこともあり、午後から年休を取ったら…もう、キャンプに行くっきゃないでしょう…（笑）

家に帰ってキャンプ道具をクルマに積んで、食材を買いに行って家を出たのが16時、途中、買い忘れたものをマックスバリュに立ち寄って購入、上野さんの薪も2束購入して、岩倉に着いたのは16時50分でした。
管理棟の受付窓口は片付けてましたが、管理人さんが受付業務をしてくれました。
本日の泊キャンプは22組とのことで、きっと飛び石連休の中日を休みにした人なんだろうなと…

久しぶりにライトハウス横の広いところに設営。
テントとタープはサッと設営出来たのですが、ルーフプロテクターの設置に時間がかかって、荷物を全部おろしたら19時を過ぎてました。
同じエリアには他に2〜3組のキャンパーがいらっしゃいましたが視界に入らず、料理のいい匂いが漂ってきたのでσ(・_・)も急いで晩ごはんの支度をしなきゃ…って感じでタープ下の荷物を整理しながらの調理となりました。

食事の支度は同時進行で行いました。
まず、メスティンでご飯を炊くことから…
お米1合を洗って通常よりやや多めの水を入れて浸け置き、その中に乾燥五目ひじきを適量入れて戻してやりました。
あとはだしの素、しょうゆ、油揚げを入れて放置している間におかずの調理。
今回はシンプルにきのこ汁にしました。
しいたけ、しめじ、えのき、なめこ、マッシュルーム、油揚げを適当に切って鍋の中に入れて、1リットルの水で作りました。
きのこ汁の鍋を火にかけている間にアルコールストーブでメスティン自動炊飯。
これできのこ汁作りに集中できます。
お弁当の時にお湯を注いで作る味噌汁の生みそを使えば余分な味噌を持って行かなくても済むし、簡単にお湯に溶けるし…
今回は赤みそを使うことにしました。
きのこ汁が炊けてきたらだしの素と生みそを適量入れて、いつでも食べれるようにしておきました。
五目ひじきの炊き込みご飯が上手く炊けたのを確認して、きのこ汁の仕上げにかかりました。
白ねぎは斜め切りにして鍋に入れて、仕上げに溶きたまごを入れて完成！


タープ下で食事の支度をするとはいえ、焚き火をしているから寒いとは思わなかったです。
今回、きのこ汁にしたのは鍋ひとつで簡単に出来るのもありましたが、2009年に上映された『劒岳・点の記』を観に行ったときに、きのこ汁を作って食べていた映画のワンシーンが脳裏に焼き付いており、ぜひ作ってみたかったというのがありました。
「10年以上経ってからやっと作ったんかい！」っていうツッコミは無しです。（笑）


20時すぎにようやく晩ごはんです。
最近はほとんどお酒を飲むことがなくなったのですが、キャンプの時は特別です。
本麒麟で自分に乾杯♪
炊き込みごはんは翌朝にも食べたかったので半分残し、きのこ汁はキャンプの食事は全部きのこ汁にしようと思ってたくさん作ったので2杯食べて残りは翌日回しです。
きのこをつまみにアルコール注入…全然ありです。
とてもシンプルなのですが、カラダは温まるし腹持ちもいいし…100年前の山岳食を改めて見直しました。


自分へのご褒美でクーラーバッグに潜ませていた肉もやすきち鉄板で焼き焼きしました。
牛フィレ肉100g、塩コショウだけでミディアムレアで最高♪


焚き火で温まりながらオイルランプの炎を眺めるだけ…
食事が済んだら、そのまま引き続いて焚き火&オイルランプタイムです。


薪は割ったやつが2束ちょっと、割ってないのが2束あったので、惜しまずガンガンに燃やしてやりました。
川の流れる音、焚き火が爆ぜる音を聴きながらオイルランプの炎を眺めてボーッとしてると、いつの間にか意識がなくなって、目が覚めた時は焚き火も消えて0時30分を過ぎてました。
めちゃめちゃ贅沢な時間を過ごして、シュラフに入り込んで寝ることとしました。


【つづく】